「iPad」の商標、富士通がAppleに譲渡


iPad

 米Appleが4月に発売を予定している「iPad」が、富士通によって同じ名称の商標が既に米特許商標庁に申請されていた問題について、商標がAppleに譲渡されていたことが明らかになった。

 富士通の北米子会社は2003年3月7日に、販売店向けの無線端末の名称として「IPAD」の商標を申請していた。米特許商標庁が公開した資料によると、2010年3月17日付でこの商標が富士通子会社から米Appleに譲渡された。富士通の広報によれば、商標の譲渡については事実だが、譲渡の条件など詳細については公表できないとしている。


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(三柳 英樹)

2010/3/29 13:10