ネットスター、URLリスト更新から配信までの時間を短縮
ネットスターは8日、同社が作成しているURLフィルタリングリストの配信システムを刷新し、状況に応じた最新のURLリストを配信することが可能になったと発表した。
ネットスターでは、URLフィルタリングエンジン技術・サービスの開発と、URLリストの収集・分類・配信を行っている。同社のURLリストには3月現在で2億50000万ページ以上の評価情報が収録されているが、これまではマスターデータベースの更新から利用者向けの配信までに数時間の差があることから、発見から消滅までの期間が短い悪質サイトなどでは、最新リストの提供が間に合わないという問題があった。
ネットスターが今回開発した配信システムでは、更新用URLリストの配信準備時間を最短5分に短縮。これにより、24時間365日いつでも、状況に応じた最新のURLリストの配信が可能となった。また、これまでは、海外向けURLリストの配信事業も、時差の小さい中国市場向けのみとなっていたが、今後は時差の大きさや国・地域を問わず、現地状況に合わせた配信が可能になるとしている。
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(三柳 英樹)
2010/4/8 16:43
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