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「NTT ID ログインサービス」開始、ドコモやgooのIDで複数サイト利用可能に


「NTT ID ログインサービス」の利用イメージ

 NTTは、NTTグループのIDで複数のサイトへのシングルサインオンを可能にする「NTT ID ログインサービス」を5月14日に開始する。OpenIDを採用し、NTT コミュニケーションズ(NTT Com)「OCN ID」、NTTドコモの「docomo ID」、NTTレゾナントの「gooID」のいずれかのIDで一度ログインすると、対応サイトで再びログインせずに利用できる。

 14日時点の対応サイトは、「教えて!goo」や「gooブログ」などNTTレゾナントのgoo会員向けサービスのみ。NTTグループのほか、JTBや角川グループ、シャープなど外部の対応サイトも順次拡大していく。当初はPCサイトのみが対象で、将来的には携帯電話向けサイトにも対応する予定。

 「NTT ID ログインサービス」についてNTT Comの若井昌宏氏(取締役ネットビジネス事業本部 副事業本部長)は、「従来はサイトごとに異なるIDやパスワードを覚える必要があり、別のサイトを利用するごとにログインが必要だった。今後は、使い慣れたIDとパスワードで多くのサイトが使えるようになる」と利便性を強調する。

「NTT ネット決済」の利用イメージ

 また、7〜9月までに「NTT ID ログインサービス」を活用した「NTT ネット決済」も提供開始する予定。「NTT ネット決済」は、NTT側がクレジットカード決済に必要なカード情報を保管し、ユーザーは対応するECサイトで必要な情報を個別に登録せずに、インターネットの決済を行えるようになる。

 「NTT ネット決済」を導入するECサイト側としては、OCN料金と一緒に代金を支払う「OCN ペイオン」やNTTドコモの携帯電話料金と一緒に代金を支払う「ドコモ ケータイ払い」、電子マネー「ちょコム」、クレジットサービス「iD」「DCMX」など、NTTグループの各種決済サービスを活用できる。

 NTTグループは、のべ7000万のアカウントを保有しており、「NTT ID ログインサービス」や「NTT ネット決済」を通じてユーザーの利便性を拡大する狙い。また、両サービスの仕組みはオープンに展開し、企業や業界の垣根を越えた横断的なプラットフォームを目指すとしている。

 なお、NTTグループのアカウント数の内訳はdocomo IDが5000万弱、goo IDが1000万強、OCN IDが約800万だが、docomo IDに関しては利用者が別途登録手続きを行うする必要があるため、いわば“潜在アカウント”数だという。


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(増田 覚)

2010/5/13 17:37