裁判用語の手話アニメ辞書無償公開、「故意」「情状酌量」など3DCGで再現


 日立製作所は26日、裁判員制度で使用される用語の手話アニメーションを収録したソフト「裁判員制度に係る手話単語辞書」のダウンロードサイトを開設した。2011年3月31日まで、無償で提供する。Windows 7/Vista SP2/XP SP3に対応する。

 「故意」「無罪」「情状酌量」など、裁判員制度で使用頻度が高いと想定される520語を収録。3DCGのキャラクターが動いて手話を再現する。正面だけでなく、左右や上からの視点に切り替えたり、キャラクターをマウスドラッグして斜めなど好きな向きで見ることも可能だ。


裁判員制度に係る手話単語辞書

 同ソフトは、厚生労働省による2009年度障害者保健福祉推進事業の一環として日立が制作。社会福祉法人全国手話研修センター日本手話研究所が協力した。


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(永沢 茂)

2010/5/27 06:00