ASUS、iPad対抗のスレートPC「Eee Pad」とノート端末「Eee tablet」を発表


12型の「Eee Pad EP121」

 台湾のASUSTeK Computerは5月31日、スレート型PC端末「Eee Pad」と、デジタルノート端末「Eee Tablet」を発表した。現時点で日本での発売は未定。

 「Eee Pad」は、12型画面と10型画面の2機種が発表された。12型画面の「Eee Pad EP121」は、CPUにCULVのIntel Core 2 Duo、OSにWindows 7 Home Premiumを搭載した、iPadと同様な形のスレート型PC端末。連続で10時間以上使用でき、ドッキングステーションも用意される。10型画面の「Eee Pad EP101TC」は、重さ675g、厚さ12.2mmの軽量端末で、CPUはARMベース、OSにWindows Embedded Compact 7を採用する。

 「Eee Tablet」は、64階調のモノクロタッチスクリーンを採用し、紙に書いているような感覚で使えるデジタルノート端末。内蔵されたノートのテンプレートを使ってドキュメントが作成できるほか、内蔵の2メガピクセルのカメラにより、撮影した画像にコメントを書き込むこともできる。また、電子書籍リーダーとしての利用も可能で、通常の電子書籍リーダーの約9倍の速さ、0.1秒でテキストファイルのページをめくれるとしている。

10型の「Eee Pad EP101TC」「Eee Tablet」

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(三柳 英樹)

2010/6/1 15:56