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電子書籍を読むのに使用したい端末、PCやiPadなどが上位、Kindleなどは少数


 楽天リサーチ株式会社と楽天株式会社は25日、電子書籍の利用意向などに関するアンケート調査の結果を発表した。

 調査は、6月9日から6月10日まで、楽天リサーチ登録モニターの中から20〜69歳の1000人(年代・性別で100人ずつ均等)を対象に実施した。電子書籍の利用意向については、「利用したこともあるし、今後も利用したい」は10.8%で前年調査の13.2%より若干減少したが、「利用したことは無いが、今後利用したい」が53.5%と、前年の33.2%から大幅に増加。合わせると64.3%に上り、前年から17.9ポイント増加した。


電子書籍の利用意向

 利用意向者643人に対して、電子書籍を読むのに使用したい端末(複数回答)について聞くと、最多は「パソコン」の54.3%で、次いで「iPadなどのタブレット型多機能携帯端末」は42.3%だった。以下、「携帯電話の端末」が26.1%、「スマートフォン」が15.2%、「ネットブック」が10.4%と続き、「キンドルなどの電子ブックリーダー専用端末」は9.3%にとどまった。「圧倒的なiPadの知名度に比べ、日本においては期待値が低い結果」と分析している。


自身で保有する端末、電子書籍を読むのに使用したい端末

 同じく利用意向者に対して、専用端末がいくらであれば購入するかたずねたところ、5000円以下が38.7%、5001円〜10000円が24.6%、10001円〜15000円が15.6%と続く。これら希望の声が多い価格帯は、現在販売されている端末の価格の半値から6分の1程度に相当するという。

 一方、電子書籍1アイテムあたりに払ってもいい価格は、201円〜300円が25.0%と最多で、次いで101円〜200円が19.3%、51円〜100円が15.4%などと続く。無料としたのは7.5%だった。楽天リサーチでは「優良なコンテンツには、一定の価格を払ってでも利用したいという表れ」とみている。


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(永沢 茂)

2010/6/28 12:34