「Firefox 3.6.7/3.5.11」リリース、危険度の高い脆弱性を修正


 Mozillaは21日、ウェブブラウザーの最新版となる「Firefox 3.6.7」を公開した。Windows/Mac/Linuxがあり、日本語版も用意されている。

 3.6.7では、不正なPNG画像によってリモートコードが実行されるなど、危険度が4段階で最も高い“最高”の脆弱性8件を含む、合計14件のセキュリティ上の問題を修正した。3.5.11でも、3.6.7と同様の脆弱性など10件のセキュリティ上の問題を修正した。

 なお、MozillaはFirefox 3.0.xのサポートを3月で終了しているほか、Firefox 3.5.xのサポートも8月で終了する。このため、これらのバージョンのユーザーに対して、Firefox 3.6.7にアップグレードすることを勧めている。


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(増田 覚)

2010/7/21 12:04