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ヤマハ、ネットボランチ「RT58i」の後継となる「NVR500」10月下旬発売

1000BASE-Tや3G回線に対応、実効スループット800Mbps


NVR500

 ヤマハ株式会社は24日、VoIP機能を備えた中小規模ネットワーク・SOHO向けルータ「NVR500」を発表した。発売は10月下旬の予定で、実売価格は3万6800円前後を想定している。

 NVR500は、PPTP VPN機能やVoIP機能などを備えたブロードバンドルータ。SOHO向けルータ「ネットボランチシリーズ」の現行製品「RT58i」の後継に位置付けられ、VoIP、ISDN対応といった機能は継承しつつ、ネットワーク機能や保守管理機能の強化を図っている。

 具体的には、WAN×1・LAN×4(4ポートスイッチ)のネットワークインターフェイスをすべて1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tに対応させ、最大1Gbps、実効800Mbpsのスループットを実現。また、USBデータ通信カードを装着すれば、3G携帯電話網でのモバイルインターネットが利用できるようになり、有線回線未提供エリアでの常時接続、モバイル回線によるバックアップ、有線回線工事完了までの臨時回線など、さまざまな活用が可能になる。

 さらに音声通信では、フレッツ光ネクストの「ひかり電話」に対応したほか、電源切断時にログを不揮発性メモリに保存する「パワーオフログ保存機能」、外部メモリ(microSD、USBメモリ/HDD)に保存したファームウェア/コンフィグからの起動機能などを新たに搭載。ISDNリモートセットアップ、SSHサーバー機能、ファームウェアダウンロードボタンなど、従来からの機能とあわせて保守管理機能を充実させている。

 このほか、接続した外部メモリをファイルサーバーとして使用する機能も備え、LAN内のPCからのファイル共有、ログの確認などを容易に行えるほか、複数のNVR500の間で外部メモリ内のファイルを同期させる機能も備えている。また、ユーザーごとにGUI画面を変更できる「カスタムGUI」機能、ルータに各種のプログラムを設定することができる「Luaスクリプト」に対応。Luaスクリプトを用いたプログラムを利用することで、NVR500の状態監視、解析、管理者へのメール送信、NVR500自身の設定自動変更といった各種作業を行えるとしている。

対応回線イメージ 接続した外部メモリのファイル同期にも対応

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(石井 一志)

2010/8/24 17:43