資料価値の高い鉄道写真をダウンロード販売、上田電鉄など4社から1000点提供


「鉄写資料館」で公開している鉄道写真の例

 株式会社dcWORKSは29日、同社が運営するウェブサイト「鉄写資料館」において、鉄道ファン向けの高解像度写真データのダウンロード販売を開始した。鉄道会社でなければ撮影できない“資料価値の高い鉄道写真”を扱うとしており、まずは相鉄、東京急行電鉄、伊豆急行、上田電鉄の4社が保有する写真1000点を公開する。

 鉄道会社別や、「車両」「線路」「車両センター」「指令」「乗車券」「乗務員」「旧型電車」「貨車」「機関車」「屋根上機器」「床下機器」「車内設備」「作業風景」「運転士」「訓練風景」などのカテゴリー、キーワード検索により写真を探せる。

 価格は、100円/300円/500円/1000円の4段階。一部写真を除き、毎月第1・第3金曜日に公開する各20点の新着写真に対してサイト上で「レア度投票」を実施し、欲しい人が多いレアな写真ほど価格が安く設定される仕組み。決済はクレジットカードまたはPayPal。

 dcWORKSによると、複数の鉄道会社が販売協力するサイトは珍しいという。今後も鉄道会社を増やしていく予定だ。


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(永沢 茂)

2010/9/30 06:00