家電エコポイントの駆け込み需要で、関連サイトの訪問者数が再び増加


 株式会社ビデオリサーチインタラクティブ(VRI)は30日、家電エコポイント関連サイトの訪問者数についての調査結果を発表した。家電エコポイントの付与額が12月1日からほぼ半減されるのを前に、特に薄型テレビの駆け込み需要が活況を呈している中、関連サイトへの訪問者数も増加しているという。

 10月におけるエコポイント公式サイトの推定訪問者数は140万人で、前年同期比1.9倍に増加した。同サイトの訪問者数は、エコポイントの当初の期限だった3月に162万といったんピークを迎えた後、減少傾向にあった。それが7月から増加傾向に転じていた。VRIでは、さらに11月には3月を上回るピークを迎えるとみている。

 VRIではこのほか、家電量販店サイト(14社)、家電メーカーサイト(6社)、価格比較サイト(8社)の訪問者数の推移についても報告している。いずれも同様に3月にピークを迎えた後、ここに来て再び増加。特に価格比較サイト8社の推定訪問者数は、10月に合計1502万人に達し、3月の1450万人を上回った。

 なお、これらの推定訪問者数は、自宅内でのPCによるインターネット利用者の推定値となる。

エコポイント関連サイトの推定訪問者数の推移(VRIの報道発表資料より)




関連情報


(永沢 茂)

2010/11/30 13:50