ダイヤモンド社が電子書店アプリ公開、「池上彰の情報力」など販売


 株式会社ダイヤモンド社は20日、iPhone/iPad用の電子書店アプリ「ダイヤモンドブックス」をリリースしたと発表した。このアプリ自体は無料で、App Storeより入手できる。iOS 3.1以降に対応する。

 ダイヤモンドブックスは、オリジナルビューア「DReader」を使用した同社の電子書籍を購入・管理できるアプリだ。個々の電子書籍コンテンツは、同アプリの“アドオン”として販売される。アプリのリリースを記念して、高田純次の「適当日記」、池上彰の「池上彰の情報力」など8作品を特別価格で販売するセールを2011年1月11日まで実施している。

「ダイヤモンドブックス」の機能

 電子書籍の購入は同アプリの「書店モード」において行い、購入前に一部を試し読みすることも可能。決済はApp Storeで行う。

 購入した電子書籍の閲覧は「本棚モード」で行い、マーカーを引くことも可能だ。また、同じ電子書籍を購入した人同士がTwitterで感想を共有できる機能もある。印象に残ったフレーズを引用してツイートしたり、その作品に関連するツイートを一覧表示することができる。

 なお、電子書籍はダイヤモンドブックス上から購入する方法のほか、個別のアプリとしてもApp Storeから購入できる。ただし、個別購入したものはダイヤモンドブックスの本棚に入れることはできない。


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(永沢 茂)

2010/12/21 19:35