「Google Wave」を継承した新コラボツール「Google Shared Spaces」
Google Shared Spacesのイメージ |
米Googleは21日、8月に開発の中止を発表した「Google Wave」の技術を活用したコラボレーションツール「Google Shared Spaces」をGoogle Labsで公開した。計画立案やゲームなどを行えるガジェットが多数用意され、複数のユーザーで共同作業が行える。
複数のユーザーで旅行の日程を調整したり、地図を作成・共有できるガジェットなどが用意されており、ユーザーは気に入ったガジェットを「Space」として自分のページに追加できる。SpaceのURLは他人に送信可能で、これにより友人・知人と共同で作業できる。
各Spaceにはチャットボックスが用意されている。また、Spaceを追加するにはGoogle、Twitter、Yahoo!のいずれかのアカウントでログインする必要がある。
Google Waveは、チャットやファイル共有などのコラボレーションを、ウェブ上でリアルタイムに行えるとして、2009年5月のカンファレンス「Google I/O」で発表。プレビュー公開を経て2010年5月にサービスを一般公開したが、Googleでは「我々が期待していたほどユーザーには受け入れられなかった」として、2010年8月に開発の中止を発表していた。
関連情報
(増田 覚)
2010/12/22 18:31
-ページの先頭へ-