Google Waveが「Apache Wave」として継承されることに
米Googleは6日、8月に開発の中止を発表した「Google Wave」が、Apache Software Foundation's(ASF)のインキュベータープログラムとして継承されると発表した。
Google Waveは、チャットやファイル共有などのコラボレーションを、ウェブ上でリアルタイムに行えるツール。2009年5月のカンファレンス「Google I/O」で発表され、プレビュー公開を経て2010年5月にサービスを一般公開したが、Googleでは「我々が期待していたほどユーザーには受け入れられなかった」として、2010年8月に開発の中止を発表していた。
Googleでは、Google Waveの資産を「Wave in a Box」プロジェクトとしてオープンソースで公開することを9月に発表。11月には、ASFのインキュベーションプログラムに申請していたが、今回承認された。今後は「Apache Wave」として、Google以外の開発者も加わり、オープンソースプロジェクトとして開発が進められる。
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(三柳 英樹)
2010/12/7 18:24
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