ソーシャルマッチング「おたくま」、「日本全国おたくマップ」2010年版発表


 ソーシャルマッチングサービス「おたくま」は、会員の基本データを元にした「日本全国おたくマップ」2010年度版を発表した。

 「おたくま」は、会員が自分の「おたく趣味」をフリーワードで登録することで、同じキーワードの人を自動的に探し出すマッチング機能を搭載したソーシャルサービス。総会員数2万400人の中から、2010年1月1日~12月31日の期間に15回以上のログイン実績があった会員データを抽出。有効回答者8088人の都道府県別分類を「日本おたく人口統計データ」として発表している。

 都道府県別の割合は、1位が東京都(24.6%)、2位が神奈川県(10.5%)、3位が埼玉県(8.3%)、4位が大阪府(8.0%)、5位が千葉県(5.6%)など。前年度のデータと比較すると、北海道、東京、福岡、京都などいわゆる主要都市が減少傾向にあり、減少した都市周辺の埼玉、千葉、兵庫、栃木、滋賀などが増加傾向にあるとしている。

 また、2010年1月1日~12月31日の期間にマッチングシステムに登録または変更が記録されている商品名、作品名、人物名など固有名称1万7065ワードを、「おたく定番」ランキングとして集計。1位が「ニコニコ動画」、2位が「東方Project」、3位が「ガンダム」、4位が「VOCALOID」、5位が「けいおん!!」などで、「ニコニコ動画」は前年度データの10位圏外から一気にトップとなった。


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(三柳 英樹)

2011/1/6 15:04