NTT東西、焼損事故を受けひかり電話ルーター「RT-200KI」の電源を交換


 NTT東日本とNTT西日本が提供しているひかり電話ルーター「RT-200KI」(沖電気工業製)において、2010年に2件の焼損事故が発生したことを受け、NTT東西は対策を講じた新たな電源アダプターを利用者宅に送付すると発表した。

 対象となるのは、NTT東日本の「フレッツ 光ネクスト」および「Bフレッツ」と、NTT西日本の「Bフレッツ マンションタイプ」の利用者向けに提供されているRT-200KI。対象台数はNTT東日本が約42万9000台、NTT西日本が約2000台。

 NTT東西では、1月21日以降順次、説明を記載したダイレクトメールを送付した後、新たな電源アダプターを送付する。利用者に対して、新たな電源アダプターへの交換と、現在利用中の電源アダプターの返却を求める。また、新たな電源アダプターが届くまでの間に、異臭や発煙などの異常を発見した場合には、速やかに電源アダプターをコンセントから取り外し、問い合わせ先まで連絡してほしいとしている。


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(三柳 英樹)

2011/1/17 19:32