050番号がもらえるIP電話「050 plus」がAndroidでも利用可能に
NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)は30日、iPhone向けIP電話サービス「050 plus」を機能強化し、新たにAndroid端末およびWindows PC向けにも提供開始した。発信・着信待ち受けともに可能で、月額基本料金は050番号1つあたり315円。050 plusおよびOCNドットフォン(含む提携プロバイダー)の加入者間通話は24時間無料。固定電話への発信は全国一律3分8.4円、携帯電話へは国内全事業者一律1分16.8円。
050 plusは、7月にまずiPhone向けのサービスを開始。その当初から、各種スマートフォンやPC向けの展開が予告されていた。AndroidおよびWindows版でも基本的なサービス内容に変更はなく、専用アプリを使うことで、汎用的な050番号による通話が行える。また、1つの050 plus契約を異なる端末間で流用することも可能。ただし、複数端末での同時通話は不可。
通話にあたってはインターネット接続環境が必要となるため、パケット定額サービスの利用が推奨されているが、Wi-Fi環境下でも発着信は可能。また、050 plusのアプリがバックグラウンド起動の状態でも着信は受けられる。このほか、留守番電話や発信者番号通知などの機能も用意されている。
050 plusを利用できるAndroid端末のリストは、サービスの公式サイトにて掲載中。NTTドコモの「GALAXY S II SC-02C」など7機種、auの「XPERIA acro IS11S」など6機種、ソフトバンクの「AQUOS PHONE THE PREMIUM 009SH」など7機種、イー・モバイルの「Pocket WiFi S II (S41HW)」で利用可能としている。PCはWindows XP(SP3)以降に対応する。
申し込みにあたっては、音声自動応答による確認作業が行われるため、携帯電話番号の登録が必要となる。また、料金支払い用のクレジットカードも必須。このほか、ユニバーサルサービス料が毎月発生する。
なおNTT Comでは、基本料無料キャンペーンの期間延長も同時に発表した。12月31日までに新規加入すると、月額基本料金が最大3カ月分無料になる。
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(森田 秀一)
2011/9/30 15:30
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