NTT東西が「光モバイルバッテリー」発売、停電時でも「ひかり電話」利用可能
東日本電信電話株式会社(NTT東日本)と西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は、「ひかり電話」の利用者向けに「光モバイルバッテリー(HMB-10)」を2月29日より販売する。ONU一体型のひかり電話ルーターやひかり電話対応ホームゲートウェイへ給電できるのが特徴。価格は8400円。
光モバイルバッテリーは、11.1V/2450mAh(3.7V換算時7500mAh)のリチウムイオンバッテリー。大きさは75×107×27mm、重さは約250g。充電時間は付属のACアダプターで約6時間、USB経由で約31時間。
光モバイルバッテリー(NTT東日本) | 光モバイルバッテリー(NTT西日本) |
DC12Vの給電ポートをひかり電話ルーター/ひかり電話対応ホームゲートウェイに接続することで、利用者宅が停電の際、待ち受けで最大約4時間(ひかり電話ルーター)または約3時間(ひかり電話対応ホームゲートウェイ)、ひかり電話の連続通話で約2時間、インターネット(無線LAN接続)で約1時間半の利用が可能。対応するひかり電話ルーターは、「PR-400NE」「PR-400KI」「PR-400MI」「PR-S300NE」「PR-S300SE」「PR-S300HI」「PR-A300NE」「PR-A300SE」「PR-200NE」。
なお、接続する電話機やPCなどの電源は別途確保する必要がある。
このほかDC5VのUSB給電ポートも2ポート備えており、ふだんはスマートフォンやタブレット端末、モバイルルーター、携帯ゲーム機などで利用できる。
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(永沢 茂)
2012/2/29 06:00
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