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Gmailで深夜に大規模障害、全ユーザーの1割弱が利用できず


 日本時間の4月18日未明、Gmailが1時間以上利用できなくなる大規模障害が発生した。この障害は午前2時46分に解消され、現時点では復旧したとしている。なお、影響を受けたアカウントでは、その間に受信できなかったメールに遅延が生じる可能性があるとしている。

 この障害は、日本時間の4月18日1時42分ごろに発生した。その後、2時24分ごろまでに一部ユーザーに対して復旧、さらに2時46分にすべてのアカウントで復旧したとGoogleは発表した。

 Googleは当初、2時18分に、影響を受けているアカウントの数について「Gmailユーザーベースの2%より少ない」とコメントしていた。しかしその後、7時45分にこれを「ユーザーベースの10%より少ない」と訂正し、当初より影響したアカウントが大幅に多かったことが判明した。

 具体的にどの地域のユーザーが影響を受けたかは公表されておらず、Googleからの情報提供も得られなかったが、Twitterにつぶやかれた情報を見ると、日本だけでなく世界各地に影響が及んでいる様子が見られる。

 Googleのスポークスパーソンは「私たちは応急処置を適用したため、ユーザーはメールにアクセスできるようになったはずです。不便をおかけしたことをお詫び申し上げます」との声明を発表した。「fix(応急処置)」という言葉を使用していることから、問題の解決が最終的なものでないことがわかる。また、影響を受けたアカウントの数が予測より大きく膨れ上がったことも、問題の大きさを指し示している。

 一般にGmailで障害が発生した場合、ユーザー側で行える対処法としては、例えば簡易HTMLバージョンやモバイルバージョンの利用が考えられる。あらかじめ障害に備えてブックマークに簡易バージョンへのリンクを入れておくこともできるだろう。また、IMAPやPOP3から利用できることもある。さらにGoogleのオフライン機能を利用するようあらかじめ設定しておくことも可能だ。

 バックアップを取ることもできる。例えばThunderbirdなどのメールクライアントソフトや専用バックアップソフトを使用することができるだろう。

 なお、今回の障害を機に、他のメールサービスやメールクライアントへの移行を検討するユーザーの声も聞かれている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2012/4/18 12:05