NHN Japan、LINEのPC版で「c:\Program Files」内データが消える問題で注意喚起
NHN Japan株式会社は5月9日、LINEのPC版クライアントで、インストール時のフォルダーに「c:\Program Files」を指定した場合、その後アンインストールすると「c:\Program Files」内のデータが消えてしまう不具合があったと発表した。
ネイバージャパンでは、この不具合を現在修正中で、今日・明日を目処に自動アップデートにて修正する予定だとしている。
LINEのPC版クライアントをインストールする際に、とくにフォルダー指定を行わずにインストールした場合は、「C:\Program Files (x86)\Naver\LINE」フォルダーが作られ、このフォルダー直下にインストールされるため、データが消去されるなどの問題が起こる心配はない。また、インストール時にフォルダー指定した場合も、「c:\Program Files」以外であれば、フォルダー直下のファイルが削除されるのみで、通常は大きな問題になることはないと思われる。
ただし、「c:\Program Files」直下にインストールした場合には、最悪PCが起動しなくなるおそれもあるため、ネイバージャパンでは、インストール時に「c:\Program Files」を指定した場合は、修正版をリリースするまでアンインストール作業をせずに自動アップデートによる修正対応を待つよう呼びかけている。
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(工藤 ひろえ)
2012/5/9 22:25
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