Tegra 3搭載のAndroid 4.0タブレット「ASUS Pad TF300T」

　ASUSTeK Computer（ASUS）は、これまで「Eee Pad」ブランドで展開してきたタブレット製品について、新たに「ASUS Pad」という名称に変更する。新ブランドの第1弾製品として、「ASUS Pad TF300T」が6月以降発売される。

　「ASUS Pad TF300T」は、NVIDIA製のクアッドコアプロセッサ「Tegra 3」を搭載するほか、ソフトウェアプラットフォームにAndroid 4.0.3を採用した、10.1型IPS液晶（1280×800ドット）ディスプレイのタブレット端末。10本の指を認識するマルチタッチ対応となる。ストレージは32GB、メモリ（RAM）は1GBで、ASUSのオンラインストレージ8GBが永久無料で利用できる。通信インターフェイスは、Wi-Fi（IEEE802.11b/g/n）のみで、モバイルデータ通信は非対応。

　Bluetooth 3.0+EDR、GPS、micro HDMI、microSDHCカードスロット、800万画素アウトカメラ、1210万画素インカメラを搭載する。カメラはF値2.2で裏面照射CMOSセンサーを採用した。サウンドシステムに同社独自の「ASUS SonicMaster」を搭載する。バッテリー駆動時間は約10時間で、キーボードドックに装着すると約15時間利用できる。このほかDLNAもサポートする。

　大きさは263×180.8×9.9mm、重さは約635g。キーボードドック装着時の大きさは263×180.8×20.3mm、重さは約1.1kg。

　バッテリー内蔵のキーボードドックも用意されており、価格はキーボードドック付きモデルが4万4800円、単体が3万4800円。ブルーとホワイトという2色のカラーバリエーションが用意されるものの、単体販売モデルはブルーのみ。