米Google、Safariの履歴無断収集でFTCに2250万ドル支払い
米Googleが米Appleのブラウザー「Safari」の利用者のCookieを無断収集していた問題で、米連邦取引委員会(FTC)は9日、Googleが民事制裁金として2250万ドルをFTCに支払うことで同意したことを明らかにした。
FTCによれば、Googleは2011年と2012年の数カ月間、同社傘下の広告ネットワーク「DoubleClick」内のサイトを訪問したSafari利用者のコンピューターにCookieを埋め込んでいたという。
こうしたGoogleの行為についてFTCは、2011年10月にFTCと合意した和解条件に違反すると判断した。この和解は、Googleのソーシャルネットワーク「Google Buzz」がプライバシーを侵害したとして集団訴訟を起こされた時のもの。
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(増田 覚)
2012/8/10 14:39
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