「ATOK for Android」入力した文字列が取得される恐れ、最新版で修正


 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターと一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は25日、Android向け日本語入力アプリ「ATOK for Android」において、ユーザーが入力した文字列を保存している学習情報ファイルにアクセス制限不備の問題が存在すると発表した。不正なAndroidアプリを使用した場合、学習情報ファイルを取得される恐れがあるという。

 影響を受けるのはATOK for Android 1.0.4より前のバージョン。開発元の株式会社ジャストシステムでは、この問題を修正した最新バージョンを公開しており、アップデートを呼びかけている。


関連情報


(増田 覚)

2012/9/25 14:09