中国電力、原子力関連含む業務情報が流出、社員の個人PCがウイルス感染
中国電力株式会社は26日、同社社員の個人PCがウイルスに感染し、保存されていた業務情報がネットワーク上に流出したと発表した。
流出した情報は、業務引継書、庶務関係資料、人事・労務関係資料など。原子力に関連する情報も含まれていたが、発電所のセキュリティなどにかかわる機密情報は含まれていないとしている。また、同社および他電力会社社員の連絡先名簿が含まれていたが、顧客情報は含まれていないことを確認しているという。
21日、業務情報がネットワーク上に流出しているとの連絡が外部からあり判明した。同社では、社員用の業務用PCについては、会社が管理していない外部記憶メディアへの書き出しを防ぐセキュリティ対策を講じていた一方で、共用の業務用PCではこの対策が講じられていなかったため、個人PCへの持ち出しが行われてしまったという。
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(永沢 茂)
2012/9/27 18:57
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