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iOSの子はiOS、Androidの子はAndroid……親子で同じOSのスマホを持つ傾向


 ネットスター株式会社は27日、第14回「家庭でのインターネット利用実態調査」の結果を発表した。今回は中高生のスマートフォン利用開始時期などについて報告している。

 調査は10月10日・11日、中高生の子ども第一子に持つ保護者1040人を対象に、株式会社マクロミルに委託してウェブアンケートで実施した。なお、回答者は、子どもが中学生/高校生、保護者のスマートフォンの所持/非所持およびOS(iOS/Android)、子どものスマートフォンの所持/非所持という属性で均等になるよう割り当てているため、回答者におけるスマートフォンの所持率は保護者で80%、子どもで60%と高くなっているが、これは所持率の実態ではない点に注意。

 まず、「LINE」「Skype」「Yahoo!メッセンジャー」などのメッセンジャーアプリを使用して子どもとチャットや電話をしたことがあると回答した保護者は、全体の23.6%と4分の1近くに上った。なお、これはスマートフォンを所持していない保護者/子どもを含む1040人における数字のため、スマートフォン所持家庭に限ればさらに比率が上がる可能性は考えられる。

 子どもがスマートフォンを所持している624人における、初めて子どもにスマートフォンを持たせた学齢は、高校生が45.0%、中学生が50.5%、小学校高学年が4.0%、小学校低学年が0.5%だった。

 子どもがスマートフォンを所持していない家庭も含む1040人に聞いた初めて携帯電話を持たせた学齢は、高校生が31.0%、中学生が46.7%、小学校高学年が14.0%、小学校低学年が8.0%、就学前が0.3%だった。

 このことから、スマートフォン/携帯電話ともに初めて持たせる時期としては中学生が最も多いが、スマートフォンを初めて持たせる学齢は中学生/高校生にシフトしており、小学生はまだ少数であることがわかる。

 子どもがスマートフォンを所持している624人において、初めて持たせた携帯電話がスマートフォンだったのは37.5%だった。すなわち、スマートフォンを所持している子どもの4割近くが、“ケータイデビュー”がフィーチャーフォンではなくスマートフォンからだったことになる。

 さらに、保護者よりも先に子どもがスマートフォンを所持した家庭は41.5%で、特に高校生に限れば51.0%と半数を占めた。

 親子で同じOSのスマートフォンを所持する傾向が高いこともわかった。自身のスマートフォンがiOSの保護者(208人)では、子どものスマートフォンはiOSが75.0%を占めた。逆にAndroidの保護者(208人)の場合は、子どももAndroidが82.7%を占めた(いずれも複数端末所持している場合はメインの端末について)。

 子どもにスマートフォンを持たせた理由で最も多かったのは「子どもにねだられたから」の38.0%が突出。以下、「便利そうだから」の20.2%、「周りの子が持ち始めたから」の19.9%、「パソコン代わりに使えそうだから」の18.4%など。

 一方、子どもがスマートフォンを所持していない保護者416人に対して持たせない理由を聞いた設問では、「利用料が高くなるから」の47.8%、「現在利用している機器で十分だから」の45.4%が多い。以下、「年齢的に早いから」の30.5%、「有害サイトや有害アプリの利用が心配だから」の27.4%が続く。

 子どもがスマートフォンを所持していない家庭も含む1040人に対して、子どものスマートフォン利用で最も懸念している点を聞いた設問では、「長時間利用による時間浪費や依存」が68.5%と最も多く挙げられた。


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(永沢 茂)

2012/11/28 11:00