ニュース

プリンストン、無線APにもなるバッテリー内蔵ストレージ「Toaster PRO」

 プリンストンテクノロジー株式会社は8日、無線LAN対応のSDカード/USBストレージリーダー「Toaster PRO(PTW-TSTP)」を発表した。内蔵バッテリーで駆動するため、デジカメで撮影した写真を屋外でiPhoneへコピーするといったことが可能。2月22日発売予定で、実売予想価格は7980円。

「Toaster PRO(PTW-TSTP)」

 Toaster PROは、SD/SDHC/SDXCカード(最大64GBまで)読み込み用スロットを2つ、フラッシュメモリーや外付けHDD接続用のUSBポートを1つ内蔵するポータブル機器。各種ストレージを装着することで、同一ネットワーク内の機器とワイヤレスでファイル共有することができる。同時にアクセス可能な機器数は最大で8台。

 サポートする無線LAN規格はIEEE 802.11b/g/n。本体側面には10BASE-T/100BASE-TX対応の有線LAN端子を備えており、LANケーブルを接続すれば、無線LANのアクセスポイント(AP)あるいはリピーターとして使用できる。また、PCとUSBケーブルで接続する場合は、単純なSDカードリーダーとして動作する。

 iPhone/iPad/iPod touchからToaster PROにアクセスする場合は、専用アプリ「Fun Toaster」「Fun Toaster HD」を利用する。Windows、Mac、AndroidからはSambaによるファイルアクセスが可能。なお、Android用の専用アプリは後日リリースされる予定。

 本体の大きさは89×58×21mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約88g。内蔵バッテリーは容量1250mAhのリチウムポリマーで、約3時間の動画再生が可能としている。また、給電には付属のMicro USBケーブルを利用する。

正面
背面

(森田 秀一)