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「TweetDeck」スマホアプリが5月に終了、ウェブ版開発に注力するため

 Twitterクライアント「TweetDeck」のAndroid版、iPhone版、AIR版が、5月初旬にアプリストアから姿を消し、その後まもなく利用できなくなる。米Twitter傘下のTweetDeckが4日、発表した。ウェブブラウザー版やGoogle Chrome版などの開発に注力するためという。

 TweetDeckは過去18カ月、ウェブ版やChrome版のクライアント開発に注力してきたと説明。また、過去半年で開発スタッフを2倍近くに増やしており、最近では新たなルック&フィールを導入したり、検索用語のオートコンプリートに対応するなど機能強化を図ってきた。

 TweetDeckによれば、過去数年にわたり「コンピューターではTweetDeck、モバイルデバイスではTwitter公式アプリを使う傾向がある」という。「全員ではないが、大半のユーザーに影響を及ぼすと認識しており、不便をかけることをお詫びしたい」とコメントしている。

(増田 覚)