EvernoteのAndroidアプリが「5.0」にバージョンアップ、カメラ機能など強化

新機能「マルチショットカメラ」の利用例

　Evernoteは、Android版アプリの最新バージョン「5.0」を公開した。カメラ撮影機能の強化によってノート保存がしやすくなった。また、有料プラン（月額450円～）加入者はOfficeやiWorkで作成した文書のキーワード検索が可能になった。アプリはGoogle Playからダウンロードできる。

　今回公開されたアプリは「Evernote for Android（5.0）」。新機能の「マルチショットカメラ」は、端末側のカメラで複数枚の写真を連続撮影し、一度にノートへ保存できる機能。また「ページカメラ」は、長方形のガイドラインにしたがって紙や文書を撮影すると、アプリ側で用紙端を検出し、記述内容を美しくデジタル化してくれる。

　Evernoteへの取り込みを想定した紙製ノート「Evernote スマートノートブック by Moleskine」にも対応した。頻繁に利用するノートの一覧をスワイプで呼び出せる「ショートカット」機能も新たに利用できる。

　このほか、Evernote全体の機能強化として、文書検索機能の提供が新たにスタートした。Evernoteに保存してあるOfficeやiWorkの文書について、キーワード検索ができる。ファイル内に記述された内容も、検索対象となる。文書検索機能は「Evernote プレミアム」および 「Evernote Business」のユーザーのみ利用可能。