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昭文社、スマホでも使えるPC地図ソフト「スーパーマップル・デジタル14」

 株式会社昭文社は、地図ソフト「スーパーマップル・デジタル」シリーズの最新バージョンとなる「スーパーマップル・デジタル14」を7月5日に発売する。Windows 8(デスクトップモードのみ)/7/Vista(SP2以上)/XP(SP3以上)に対応しており、「全国版」が1万5330円、「東日本版」が8820円、「西日本版」が8820円、「関東甲信越版」が5880円。

 ルート検索/プランニング機能では、出発地と目的地を設定すると、車または徒歩での最適なルートを表示する。車では一方通行や右折禁止などの交通規制が反映され、距離、所要時間、標準的な料金も算出される。徒歩の場合は、横断歩道などを考慮した歩行者専用のルートを検索するという。

車でのルート検索

 旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」などで紹介されているおでかけ情報約8万件を、インターネットからダウンロードして地図上で編集可能。オリジナルマップ作成などに活用できるとしている。また、Excelデータやテキストデータを地図上に展開し、分布図や円グラフ、棒グラフで表現できるため、顧客情報や売上情報などを可視化してマーケティングなどに活用できるとしている。

おでかけ情報
地図上へのグラフ表示

 印刷は、カスタム情報やプランニングの行程表と地図を組み合わせた印刷も可能。地図は独自のベクトルデータを利用しているため、出版物のような美しさを持った印刷が可能だという。

地図印刷
カスタム情報印刷
プラン印刷

 スーパーマップル・デジタルでは、PC用ソフトのほか、Android 2.3~4.2対応のアプリ「Super Mapple Digital for Android」もGoogle Playで提供しており、PCで編集したポイント(位置)情報をAndroidスマートフォンで持ち出すことができた。さらに今回のバージョンアップで機能を強化。Androidスマートフォン上でポイント情報を入力・編集できるようになったほか、ポイント情報をクラウドストレージへ出力できるようになった。PCとスマートフォンとで簡単に情報共有できるとしている。

Androidスマートフォン上でのポイント情報の編集・確認
クラウドを介したPCとスマートフォンの情報共有

(永沢 茂)