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MS、2月12日公開の月例パッチは計5件、WindowsはXPから8.1まで広く影響

 日本マイクロソフト株式会社は日本時間の2月12日、計5件の月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)を公開する。修正される脆弱性の最大深刻度は、4段階中で最も高い“緊急”が2件、2番目に高い“重要”が3件。

 6日付で予告情報を公開した。これによると、“緊急”の2件はいずれもリモートでコードが実行される可能性があるもの。影響を受けるソフトウェアは、1件めがWindows 8.1/8/7とWindows RT 8.1/RTおよびWindows Server 2012 R2/2012/2008 R2、もう1件がForefront Protection 2010 for Exchange Server。

 “重要”の3件は、.NET Frameworkにおける特権の昇格、Windows 8.1/8/7/Vista/XPとWindows RT 8.1/RTおよびWindows Server 2012 R2/2012/2008 R2/2008/2003における情報漏えい、Windows 8/RTおよびWindows Server 2012におけるサービス拒否の脆弱性をそれぞれ修正するもの。

(永沢 茂)