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三井住友カード、ネット決済専用のVisaプリペイドカードを今春開始

 三井住友カード株式会社は4日、インターネット決済専用のプリペイドカード「三井住友Visaプリペイドe」を2014年春に開始すると発表した。

 「三井住友Visaプリペイドe」は、Visaインターネット加盟店でクレジットカードと同様に利用できる、ネット決済専用のプリペイドカード。18歳以上であれば審査不要で、ウェブサイトから購入が可能。実際のカードは発行されず、ウェブ上でカード番号が発行される仕組みのため、購入後すぐに利用できる。

 購入は専用サイトでの申し込みで、決済方法はクレジットカード(Visa/MasterCard)またはコンビニ支払い。1回あたりの購入・チャージ上限額は2万9000円。残高上限額は5万円。発行・チャージ手数料は220円で、三井住友カードでの購入・チャージは無料。

 カードは、1回ごとに使い切りで新たなカード番号に変更していく使い方と、有効期限内であれば繰り返しチャージをして利用する使い方が可能。ゲーム用や海外サイト用には使いきり型、ショッピング用にはリチャージ型といった使い分けができる。なお、リチャージでの利用には本人確認書類の提出が必要となる。

利用イメージ

 カードの利用額2000円ごとに1ポイントが貯まり、ポイントは1ポイント=5円として利用のプリペイドカードに充当して買い物に利用できる。プリペイドカード利用者の専用サイトが用意されており、プリペイド残高やカード利用などの各種照会、獲得ポイント数の照会、複数枚にわたるプリペイド残高の合算などを行える。

 利用ごとに通知メールを送付する設定や、カードを使わない際には利用ロックの設定が可能。VISA認証サービスにも対応する。

(三柳 英樹)