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ファイル共有ソフトのユーザー減少、Winnyは7年前の30万台から1.2万台に

 一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)と不正商品対策協議会(ACA)は、2014年1月に実施したファイル共有ソフトのクローリング調査の結果を公表した。

 クローリング調査は、ファイル共有ソフトのネットワーク上に流通している情報を自動的に取得し、分析したもの。調査日時は2014年1月17日17時〜1月18日17時の24時間。

 各ソフトの推定ノード数は、Winnyが1日あたり約1.2万台(2013年1月調査では2万台)、Shareが約4.4万台(同5.9万台)、PerfectDarkが1日あたり約2.4万台(同3.4万台)で、いずれも減少が続いている。

 2007年の調査による推定ノード数は、Winnyが30万台、Shareが21〜22万台だったが、ダウンロード違法化後の2010年の調査では、Winnyが6万台、Shareが13万台まで減少。その後も年々減少を続けている。

Winny/Shareノードの推移

 ACAではこの結果について、ファイル共有ソフトを通じた著作権侵害には、悪質な侵害者に対してACA加盟団体や権利者による刑事告訴を行う一方、ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF)の実施する啓発メール送付活動への参加など、様々な対策を実施してきた成果と考えていると説明。ファイル共有ソフトなどを悪用した著作権法違反の全国一斉集中取締りについては、2009年の初実施から2014年までの間に5回実施されるなど、同種事犯の効果的な取り締りが継続されているという。

 また、啓発メールの送付活動では、2010年の活動開始以降、WinnyとShareのユーザーに対して、のべ3万7000通の啓発メールを送付。2014年4月からはGnutellaとBitTorrentのユーザーに対しても啓発メールを送付するなど、対象を拡げた啓発活動を推進しているという。

(三柳 英樹)