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Google、「Chrome Web Store」に未登録の拡張機能を使えなくする措置を実行

 米Googleは27日、「Chrome Web Store」にホスティングされていない拡張機能を無効化する取り組みを実行に移したと発表した。こっそりインストールされ、広告を挿入したり、ユーザーのブラウジングを追跡するような悪意のある拡張機能を排除するために行うもの。

 同日以降、ウェブブラウザー「Chrome」のWindows版に拡張機能をインストールできるのは、Chrome Web Storeからのみとなる。また、すでにインストールされている拡張機能は自動的に無効化され、Chrome Web Storeにホスティングされない限り有効化したり再インストールできなくなるという。

 Googleはすでに昨年11月、Windows版のChrome向けに提供する拡張機能について、すべてChrome Web Storeにホスティングすることを義務付ける方針を発表していた。悪質な拡張機能はChrome Web Store以外で提供されているため、Googleが被害を軽減するための対策を打つのが難しかったとという。

(永沢 茂)