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スマホのバックアップもWi-Fiで簡単にできる「ワイヤレス・メディアドライブ」

動画のストリーミング再生も

 サンディスクは、Wi-Fi経由でデータをやりとりできるポータブルストレージ「ワイヤレス・メディアドライブ」(SDWS1-032G-J57)を10月下旬に発売する。想定価格は1万7000円前後。ドコモショップなどの携帯電話専門店、Apple Storeで販売される(一部店舗を除く)。

「ワイヤレス・メディアドライブ」

 「ワイヤレス・メディアドライブ」は、Wi-Fi機能を使ってモバイル端末やパソコン内のデータをコピーして保存したり、保存したデータにアクセスできるストレージデバイス。スマートフォンから「ワイヤレス・メディアドライブ」アクセスして、保存した大容量の動画をストリーミング再生したり、音楽や写真を視聴することができる。また、スマートフォンの機種変更時に、写真や動画、電話帳などのデータをバックアップしたりといった使い方ができる。

 最大8台のモバイル端末に同時アクセスが可能で、複数名でのデータ共有もできる。Wi-Fiのパスワード設定でアクセスを制限できる。HD動画のストリーミング再生は最大5台まで。

 内蔵メモリは32GB。本体に備えるSDカードスロットにSDカードを挿せば、ストレージ容量の拡張も可能。拡張できるデータ容量は現在128GBまで。サンディスク製のSDXCカード128GBで動作検証をクリアしているため、と説明している。

 本体サイズは65×65×13.5mm。ポケットサイズで、音楽や動画をスマートフォンと一緒に持ち運ぶことができる。充電用のACアダプタが同梱されている。連続再生時間は最大約8時間。

 接続可能なデバイスは、iOS 6.0以上またはAndroid 2.3以降のiPad、iPhone、iPod Touch、Kindle Fire、Android端末のほか、Windows 8、Windows 7、Windows Vista、Windows XP、Mac OS X 10.6以降のパソコン。それぞれの環境に合わせた専用アプリを用意しており、App Store、Google Play、Amazon Androidアプリストアでダウンロードできる。

(川崎 絵美)