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「Twitpic」サービス終了も過去の写真は保存、Twitterがデータを引き取る

 Twitter向けの写真共有サービス「Twitpic」は、サービス終了を予告していた10月25日にブログを更新し、サービスは終了するものの、Twitterとの合意により過去の写真については今後も継続して保存されると発表した。

 Twitpicは、商標問題によりサービスを終了すると9月4日に発表。その後、企業売却によってサービスは継続される見通しだと一旦は発表したものの、10月17日には売却先が見つからなかったとして、10月25日にサービスを終了すると発表。ユーザーにはサービス終了までに写真をエクスポートしてほしいとしていた。

 Twitpicでは、サービスを存続することはできなかったが、Twitterとの合意により、写真については保存されることになったと説明。過去にTwitpicに投稿された写真については、Twitterがデータを引き継ぎ、今後も継続して保存していく。

 サービス自体は終了となるため、今後、Twitpicに新たな写真を投稿することはできない。iOS/Android向けアプリもストアから削除され、今後サポートもされない。ただし、コンテンツの削除やアカウントの削除のためにTwitpic.comへのログインは行えるほか、写真データのエクスポートも引き続き行える。

(三柳 英樹)