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「Twitpic」やっぱり閉鎖します……売却先を見つけられず、創業者が謝罪

利用者は10月25日までにエクスポートを

 Twitter用写真共有サービス「Twitpic」が、復活への期待もむなしく、10月25日に閉鎖することが正式に発表された。

 Twitpicは9月4日にサービスの閉鎖を発表したが、その後、9月18日には売却先を見つけてサービス継続のめどが付いたと発表したことから、サービス継続に期待が集まっていた。

 それが今回の発表により、10月25日に閉鎖することが正式に決定した。利用者は、それまでに写真をエクスポートする必要がある。

 Twitpic創業者のNoah Everett氏のコメントは以下の通り。

 「気が重いことだが、私はTwitpicが10月25日に閉鎖すると再び発表する。我々は少数の買収先候補と折り合いを付けようとし、すべての可能性のある選択肢を使い果たした。Twitpicのために新しい家を見つけられたとほぼ確信していた(先日のツイート通りに)が、同意条件を満たすことができなかった。通常であれば、我々はこのようなことを早まって発表するようなことはしないが、Twitpicが生き続けられるのだと利用者にいち早く知らせたいという気持ちだった。我々の最初の閉鎖発表から誤った買収発表に至るまでの状況について、心から申し訳なく(そしてきまり悪く)思う。」

 Twitpicは、米Twitterから「Twitpic」名称の商標申請を撤回するかTwitter APIへのアクセスを失うかのどちらかだとの連絡があったため、裁判を行う資金不足からサービス閉鎖を選んだことを9月4日に説明していた。その時点では閉鎖日は9月25日と発表されていた。

 その後、9月18日にTwitpicのTwitter公式アカウントにて「我々は買収され、Twitpicは生き続けられることを発表できてうれしい! 公開できるようになり次第、詳細を掲載する予定」とツイートし、落胆していた利用者に希望を持たせていた。

(青木 大我 taiga@scientist.com)