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JR西日本、特急「はるか」全63両に無料Wi-Fi整備、訪日外国人のニーズに対応

「Wi2 300」ユーザーも車両内Wi-Fi利用可能

特急「はるか」(JR西日本のプレスリリースより)

 西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)は25日、関西国際空港のアクセス列車として訪日外国人の利用も多い特急「はるか」において、無料の公衆無線LANサービスを開始すると発表した。

 訪日外国人のニーズに対応するため、同社では初めてとなる無料の列車内公衆無線LANサービスを提供する。12月1日より順次サービスを開始し、2015年7月までに全63両への整備を完了する予定。UQコミュニケーションズ株式会社および株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)の協力を得ながら進める取り組みだという。

 SSIDは「JR-WEST_FREE_Wi-Fi」で、ログイン画面(日本語・英語・中国語・韓国語)にゲストコードを入力することで無料で接続できる。ゲストコードは訪日前に事前に取得しておくか、京都駅ビル、大阪ステーションシティ、天王寺ミオのインフォメーション、関西空港第1ターミナルビル1階のインフォメーションでも取得可能。

【追記 2014/11/27 21:30】
 Wi2によると、はるか車両内の無線LANは、同社が提供する公衆無線LANサービス「Wi2 300」のユーザー向けにも提供される。Wi2 300の「オプションエリア」として、12月1日より利用できるとしている。

(永沢 茂)