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“バレンタイン終了のお知らせ”をつぶやいた4人に1人が20代女性、NTTデータがツイート分析結果公開
(2015/2/14 06:00)
株式会社NTTデータは、Twitterの投稿からバレンタインデーに関する分析結果を、同社が運営するニュースサイト「イマツイ」において公開した。
バレンタインのシーズンにTwitterで投稿される“バレンタイン終了のお知らせ”の起源をさかのぼると、2008年に投稿された2件のツイートだったという。年々投稿数は増加し、2011年以降は1000件前後で推移。昨年のバレンタインデーでは、大雪に見舞われた影響もあってか2324件まで伸びたという。
また、バレンタイン終了に関するツイートの性・年代の構成比では、20代男性が17.7%だったのに対し、20代女性が28.5%と4分の1以上を占めた。30代になると逆転し、30代男性が15.4%なのに対し、30代女性は11.2%に比率が下がっている。
ただし、女性の“終了”では、「家族や好きな人にプレゼントをあげられたのでバレンタイン終了」といったポジティブなツイートもあったという。一方で、男性では「クリスマスに続き、バレンタインも終了」といったネガティブなツイートが多かったという。
地域別でのバレンタインに関するポジティブ/ネガティブツイートの構成比については、東京都のほとんどで“幸せワード”が優勢となった。イマツイ編集部では、ネガティブワードが多いと予想された秋葉原エリアでも、幸せワードが若干上回る結果になったという。一方で、池袋エリアではネガティブワードの割合が高い結果になった。
2014年のツイート数によるプレゼントランキングでは、「チョコレート」が41万2945ツイートと、2位の「ケーキ」(2万4187ツイート)と大差をつけて1位。また、8位の「花・バラ」には、ほかのプレゼントにない男性を想起させるワードが付随しており、「嬉しい」「もらった」「ありがとう」「イケメン」といったポジティブワードが7割近く占めた一方、「困る」「気持ち悪い」「どうしよう」といったネガティブワードも見受けられた。
チョコレート菓子のライバル対決としてインターネット上で度々話題となる、“きのこの山”VS“たけのこの里”。2014年のバレンタインチョコ決戦では、ポジティブ・ネガティブツイート比率で対決した結果、きのこの山のポジティブツイート比率が61.1%と、たけのこの里(57.4%)を押さえ、勝利をおさめた。
また、バレンタインチョコをプレゼントされるタイミングについて2014年のツイートを分析したところ、2月13~15日が最も多かったが、全体の2割は2月16日以降にプレゼントされていたと判明したという。イマツイ編集部では、バレンタインデー翌週の出勤日や登校日は、プレゼントを渡せなかった人やもらえなかった人も希望を持って良いかもしれないとしている。