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Googleが検索アルゴリズムを変更、サイトのモバイル対応度をより重視

 米Googleは、モバイル環境での検索が増加していることを受け、検索エンジンのアルゴリズム変更を行うと発表した。4月21日以降、ウェブサイトのモバイル対応度が検索結果の表示順決定により大きく影響するようになる。また、アプリ内コンテンツをGoogleのウェブ検索画面に表示する「App Indexing(アプリインデックス)」に関連した変更は2月26日より適用される。

“モバイルフレンドリー”なウェブサイトを構築するための解説記事も公開中

 今回発表された変更点は2つ。まず、サイトのモバイル対応度を検索結果に反映させる点については、4月21日から全世界・全言語のモバイルで適用される。

 もう1つの変更点は、2013年10月から運用が始まっているApp Indexingに関連したもの。同機能によってインデックス化されたアプリ内コンテンツが検索結果に反映される。対象は、Googleにサインイン済み、かつアプリインデックス対象アプリをインストールしているユーザー。

 具体的にどのようなウェブサイトをモバイル対応度が高い(Mobile-Friendly)と判断しているかは、「Mobile-Friendly Test」のページや、Googleのウェブマスターツールから確認できる。同様に、関連する技術文書もウェブサイトで公開中。

(森田 秀一)