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ネオジャパン、グループウェア「desknet's NEO」をバージョンアップ

ジョルダンの乗換案内と連携し、スケジュールから交通費・経費精算が可能に

 株式会社ネオジャパンは10日、グループウェア「desknet's NEO」の新バージョン(V3.0)を発表し、パッケージ版、クラウド版とも提供を開始した。

 新バージョンでは、ジョルダン株式会社の「乗換案内Biz」との連携により、スケジュール登録と同時に訪問先までの交通経路を検索し、経費精算に利用できる「交通費・経費精算」機能を搭載した。

「交通費・経費精算」機能

 グループウェアのスケジュール登録画面から、出発地と到着地を入力することで、乗換案内Bizによる経路と交通費を検索できる。鉄道、空路、航路、バスなどの検索に対応し、通勤定期区間を除外した運賃の計算も可能。交通費のほか、タクシー代やおみやげ代などの諸経費についても領収書の画像データとともに管理できる。

 1カ月の交通費・経費としてオンラインで申請する機能、別システムとの連携用にCSVファイルとして出力する機能、紙の申請書向けに一覧を印刷する機能などを備える。

交通費・経費を一覧で確認、出力が可能

 このほかにも、動画ファイルのアップロード・貼り付け機能や、画像編集ツール、ウェブメールのIMAP対応、メール誤送信対策の強化など、現場からの意見を反映した多数の機能追加、機能強化を行った。

 動画ファイルのアップロード・貼り付け機能は、YouTubeなど外部のインターネットサービスを利用せずに、desknet's NEO上で動画を配信できる機能。動画公開を社内のみに限定したい場合などでも、安心して動画を共有できる。

動画ファイルのアップロード・貼り付け機能

 画像編集ツールは、写真やイラストなどの画像データを編集・レタッチできる機能。画像への指示書きやコメントなどを、ソフトを使うことなくウェブブラウザー上で直接編集できる。

画像編集ツール

 ウェブメールでは、従来のPOP3に加えてIMAPに対応。Google AppsやOffice 365などのクラウドメールサービスとも連携が可能となった。また、メールの誤送信防止機能では、宛先に社内と社外のメールアドレスが含まれる場合に社外のメールアドレスのみ強調表示して注意を促す機能や、チェック対象項目のカスタマイズ、ToやCCに大量のアドレスを指定した場合の警告表示などの機能強化を行った。

メールの誤送信防止機能

 desknet's NEOのクラウド版(desknet'sクラウド)の料金(税別)は、1ユーザーあたり月額400円。「交通費・経費精算」機能を利用する場合は、1ユーザーあたり月額100円が別途必要。

 desknet's NEOのパッケージ版の価格(税別)は、スモールライセンスの5ユーザー版で3万9800円。「交通費・経費精算」機能の年間ライセンスは5~15ユーザーで1万4000円。

(三柳 英樹)