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バッファロー、動作保証温度-10℃~+55℃、防塵・防水の耐環境無線アクセスポイント

 株式会社バッファローは、耐環境モデルの法人向け無線アクセスポイント「WAPS-300WDP」を8月下旬に発売する。価格は4万9800円(税別)。

WAPS-300WDP

 -10℃から+55℃までの環境に耐えられる高い耐環境性能を持ち、温度変化の大きい屋外環境への設置が可能。IP55対応の高い防塵・防水性能を持ち、塵や埃、雨風の当たる学校や、工事現場の軒下などへの設置に適した製品。基板にはフッ素コーティングを施しており、源泉に含まれる硫化水素が基板を腐食してしまうためWi-Fi設備の導入が難しかった温泉施設などにも設置が可能となる。

 軒下へ設置してオプションの屋外アンテナ(別売)を使用することで、学校と体育館の間や、本社と工場の間といった、拠点間通信にも利用できる。

 製品の設置には、給電機能を持つPoEスイッチなどの機器が必要となる。バッファローでは、使用中のスイッチの入れ替えやPoEスイッチの追加導入をせずに製品の導入を可能にする、動作保証温度-10℃~+55℃の給電用PoEインジェクター「BIJ-POE-1P/G」も同時に発売する。価格は9800円(税別)。

(三柳 英樹)