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気象庁の「噴火速報」に対応したスマホアプリ「噴火速報アラート」

 日本気象株式会社は4日、気象庁が同日14時より提供開始する「噴火速報」に対応したiOS/Androidアプリ「噴火速報アラート」の提供を開始した。また、同社の天気防災サイト「お天気ナビゲータ」でも噴火速報を提供する。

「噴火速報アラート」
プッシュ通知画面

 噴火速報は、2014年9月に発生した御嶽山での噴火災害を踏まえ、噴火が発生した事実を迅速に伝えることを目的としたもの。2015年に入って火山活動が報告されるようになった阿蘇山、口永良部島、箱根山、浅間山などを含む、気象庁が指定する常時観測火山47火山が速報の対象となる。

 噴火速報アラートでは、気象庁が噴火速報を発表した際に、通知音やポップアップ、通知バーなどで速報を表示。また、噴火速報の発表内容や対象市町村、対象火山の地図を表示する。アプリ内の噴火警報ボタンから「お天気ナビゲータ」にもアクセスでき、関連情報を参照できる。

(山川 晶之)