ニュース

DLPA、Wi-Fiルーターの新セキュリティ基準「DLPA推奨ルーター 2」策定、加盟4社の製品は原則準拠

JAIPAと共同で「古いWi-Fiルータの見直しプロジェクト」も実施

 一般社団法人デジタルライフ推進協会(DLPA)は2月2日、家庭用Wi-Fiルーターのセキュリティ基準「DLPA推奨ルーター」を見直し、最新のセキュリティ要件を盛り込んだ新基準の「DLPA推奨ルーター 2」を策定した。

 今後、DLPA加盟の4社(株式会社アイ・オー・データ機器、NECプラットフォームズ株式会社、株式会社エレコム、株式会社バッファロー)が発売する家庭用Wi-Fiルーターは、原則として、この新基準を満たした製品となるとしている。セキュリティのため新基準の詳細は明らかにされないが、特設ページで一部が紹介されている。

ウェブ設定画面の初期パスワードをより強固に

 Wi-Fiルーターの乗っ取りを防ぐため、設定画面へログインするための初期パスワードについて、従来の「DLPA推奨ルーター」でも「パスワードの固有化」が行われていたが、これをさらに強固なものとする。

無線LANのSSIDと暗号化キーが機器固有に

 工場出荷時状態で、無線LANのSSIDとセキュリティキーにも、機器固有のものが設定される。

日本語でのユーザーサポートに対応する

 メーカーはユーザーに対してサポートセンターやコールセンターなどを設置し、日本語でのサポート対応を行う。

「古いWi-Fiルータの見直しプロジェクト」を実施

 加えて、DLPAは一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA)と連携し、2026年2月1日~3月18日まで実施される「サイバーセキュリティ月間」にあわせて「古いWi-Fiルータの見直しプロジェクト」を実施する。

 同プロジェクトでは、家庭や事業所で利用されているWi-Fiルーターの状況を見直し、より安全なインターネット利用環境づくりを促進することを目的としたもの。長期間使用されているWi-Fiルーターや、セキュリティ更新が終了した機器が、サイバー攻撃の入口となるケースが指摘されていることを受けて実施される。

 DLPAとJAIPAが中心となり、関連する省庁や公的機関、業界団体からも支持を得て、ウェブサイトや家電量販店での注意喚起、買い替え促進を実施する。そのほか、JAIPAからは会員企業に対しても、同プロジェクトへの協力およびエンドユーザーへの周知を呼びかけ、業界全体で認知拡大を図る施策となる。