ニュース
ネットギア、2166Mbps＋2166Mbps＋1000Mbpsのトライバンド無線LANルーター「Nighthawk X8 R8500」
モバイル機器からの電波を増幅する“アクティブアンテナ”を新たに搭載
（2016/3/30 18:50）
ネットギアジャパン合同会社は、IEEE 802.11ac wave2対応の無線LANルーター「Nighthawk X8 R8500」を5月中旬に発売する。価格は4万1000円（税別）。
5GHz帯を2バンド、2.4GHz帯を1バンド同時に使用できる“トライバンド”対応機。それら3バンドの通信速度を合計すると、最大5.3Gbps（2166Mbps＋2166Mbps＋1000Mbps）になるとしている。IEEE 802.11a/b/g/nとも互換性があり、さまざまなメーカーの無線LAN子機と接続することができる。内部4本＋外部4本の合計8本のアンテナを装備し、4×4 MIMOと1024QAMによる通信も可能。また、Smart Connect機能により、子機の通信速度に合わせて2つの5GHz帯を自動的に振り分けることができる。
「インプリシット・ビームフォーミング」機能は、ビームフォーミング非対応の端末にも強い電波を送信可能。アプリごとに帯域幅を割り当てる「Dynamic QoS」、DLNA、VPN、ペアレンタルコントロール、ゲストネットワーク、FTPサーバーなどの機能を備える。
CPUは1.4GHzデュアルコア、512MB RAM＋128MBフラッシュメモリを搭載。ギガビット有線LANを6ポート装備し、そのうち2ポートはリンクアグリゲーションに対応しており、2Gbpsの通信が可能。NASやDLNAメディサーバーを接続することで、複数の子機への同時4K動画ストリーミングや高速バックアップが行える。
新たにアクティブアンテナを搭載。電源の制約により電波の出力を上げられないモバイル機器からの電波を増幅することができる。これにより、広いカバーエリアを実現する親機の性能を生かしきれなかった環境でも、高速・広エリアの通信を実現するとしている。
このほか、USB 2.0×1ポート、USB 3.0×1ポートを備え、外付けHDDなどを接続することで簡易NASとして使用したり、USBプリンターを家庭内で共有することができる。本体の大きさは316×264×61mm（幅×奥行×高さ）、重さは1680g。
