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熊本で発生した地震を受け、Googleが「パーソンファインダー」提供開始、NTTも「web171」運用開始

 14日夜、熊本県で最大震度7を観測した地震(平成28年熊本地震)が発生したことを受け、家族・友人などの安否を登録・確認・検索できるサービス「パーソンファインダー」をグーグル株式会社が提供開始した。「Google クライシスレスポンス」(g.co/saigai)のウェブサイトから利用できる。パーソンファインダーでは、自身あるいは安否を知っている人の消息情報を登録しておくことで、検索された際に安否を伝えることができる。

Google クライシスレスポンス

 東日本電信電話株式会社(NTT東日本)・西日本電信電話株式会社(NTT西日本)では、災害用伝言ダイヤル「171」および災害用伝言板「web171」の運用を開始した。

災害用伝言ダイヤル「171」の基本的操作方法

(NTT西日本のプレスリリースより画像転載)
※1センタ利用料について 伝言録音・再生を行うためのセンタ利用料は無料です。
※2通話料について 「メッセージの録音」操作時において、録音できる伝言数を超えていた場合、または、 「メッセージの再生」操作時において、お預かりしている伝言がない場合は通話料はかかりません。

 また、携帯電話主要3キャリアでも「災害用伝言板」「災害用音声お届けサービス」の提供を開始している(詳しくは「ケータイ Watch」の記事『熊本で震度7、安否確認は電話よりアプリ/災害用伝言板で』を参照)。

 このほか、NTTレゾナント株式会社が運営している「J-anpi」でも、安否情報をまとめて検索できるサービスを提供している。

(永沢 茂)