アライド、約42%省電力化したタップ型GbEスイッチ


CentreCOM GS908TPL V2

 アライドテレシス株式会社(アライド)は4月28日、Gigabit Ethernet(GbE)を8ポート搭載したタップ型スイッチ「CentreCOM GS908TPL V2」を発表した。30日より出荷する。

 CentreCOM GS908TPL V2は、全8ポートがGbEに対応したタップ型スイッチ。未使用ポートへの給電をカットする「省電力モード」や、接続されたUTPケーブルの長さに応じて給電を自動調整する「ケーブル長省電力機能」などにより、消費電力を従来モデル比で42.7%削減している。

 10/100/1000Mbps、全二重/半二重の自動認識をサポートするほか、1~7番ポートをMDI-X、8番ポートをMDIに固定できる「Force MDI機能」を搭載。誤ってMDI-Xポート同士をストレート接続しても、リンクアップせずループを未然に防げる。

 また、EAPパケットを透過するため、IEEE 802.1X認証を行うスイッチと端末の間に設置可能。BPDUを透過するため、スパニングツリー構成の拡張の際に段数制限に引っかかることがない。

 筐体には軽量なプラスチックを採用し、標準装備のマグネットでデスクサイドなどのスチール面に設置可能。

 価格は、1万5800円(税別)。



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(川島 弘之)

2010/4/28 16:58