ITパスポート試験がPCで受験可能に、2011年11月から
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)情報処理技術者試験センターは10日、ITパスポート試験をPCから受験可能にすると発表した。諸準備が整えば2011年11月より開始するという。
ITパスポート試験は、情報技術の基礎知識を問う国家試験。同試験において、紙ではなくPCを用いて試験を行うCBT(Computer Based Testing)を実施する予定。現在の試験実施日は年2回のみだが、受験者の学習計画に沿って都合の良い試験日・会場を選択し、年に何度でも受験可能となる。
IT能力の底上げを図るには試験の受験機会を増やすべきとの考えから、2007年よりCBT導入に着手。実現すれば、国家試験で初のCBT採用となる。
今後のスケジュールとしては、2010年9月に受験者・試験関係者への周知を開始し、10月29日に第2回ITパスポート試験普及協議会を開催。システムの完成は2011年春を予定し、試験関係者への説明会などを経て、同年11月をめどにCBTを開始する。
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(川島 弘之)
2010/9/10 19:17
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