NTT西日本が“地デジソリューション”推進、「AQUOSネットチューナー」販売


AQUOSネットチューナー for 光LINK

 西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は、地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンチューナーを搭載し、映像配信サービス「ひかりTV」なども利用できる「AQUOSネットチューナー for 光LINK」を10月1日より販売する。価格は3万1290円。

 「AQUOSネットチューナー for 光LINK」はシャープ製で、本体サイズは295×190cm×45mm(幅×奥行×高さ)、重量は約1.2kg。HDMIおよびD端子の映像出力ポートなどのほか、有線LAN(10BASE-T/100BASE-TX)を1ポート、USBを2ポート備える。

 外付けUSBハードディスクにデジタル放送番組を録画・再生でき、よく見る番組を学習して自動的に録画する「常連録画」機能も備える。また、DLNA/DTCP-IPにも対応しておりLAN内の他の機器に録画した番組・動画・音楽・写真などを再生できる。

 ウェブブラウザーとして「NetFrontDTVProfile」を搭載するとともに、シャープの独自技術「Exシステム」により、リモコン操作でテレビ画面から手軽にインターネット上のコンテンツが閲覧できるとしている。また、NTTぷらら株式会社が提供する映像配信サービス「ひかりTV」にも対応する。

 なお、インターネットの利用には、フレッツ光およびISPの契約・利用料が必要。映像配信サービスについても別途、契約・利用料が必要だ。

 社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)の推定によると、地デジ対策がなされていないテレビは、2台目以降のテレビも含めると約3000万台あるという。NTT西日本では、「AQUOSネットチューナー for 光LINK」により、テレビを買い換えることなく安価に地デジ対策ができると説明。地デジ対策をトリガーとした商品と併せて、家庭のインターネット接続環境を構築する通信キャリアならではの“地デジソリューション”の提案を推進するとしている。


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(永沢 茂)

2010/10/1 13:02