米Googleが自動運転カーを実験中、すでに14万マイル以上走行


 米Googleは9日、自動運転が可能な自動車を開発していることを明らかにした。実験ではすでに、本社のあるカリフォルニア州マウンテンビューからサンタモニカやハリウッドまでなど、合計で14万マイル(22万5000km)以上走行しているという。

 Googleが開発中の自動運転カーは、ビデオカメラやレーダーセンサー、レーザー測距器などを使って交通状況を確認し、詳細な地図をもとに走行する。これらはすべて、「ストリートビュー」の膨大な情報を処理するGoogleのデータセンターによって可能となっているという。

 なお、Googleでは安全性を重視するため、訓練を受けた運転手が運転席に座り、ソフトウェア担当者が助手席でソフトウェアの状況を監視しながら、自動走行を行っている。また、地元の警察には実験の概要を説明済みだとしている。


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(増田 覚)

2010/10/12 13:14