シャープ、電子書籍端末「GALAPAGOS」を12月10日発売


シャープの電子書籍端末「GALAPAGOS」

 シャープ株式会社は29日、電子書籍端末「GALAPAGOS(ガラパゴス)」を12月10日に発売すると発表した。電子ブックストア「TSUTAYA GALAPAGOS」も12月10日にスタートする。販売価格は、10.8型のホームモデルが5万4800円、5.5型のモバイルモデルが3万9800円。12月3日に予約販売の受け付けを開始する。

 GALAPAGOSは、タッチパネル付きTFT液晶を搭載する電子書籍端末。通信機能としてIEEE 802.11b/g準拠の無線LANを備え、microSD/microSDHCカードスロットを搭載。モノラルスピーカー、ヘッドホン出力、miniUSB端子などを備える。

 ホームモデルの「EB-WX1GJ-B」(ブラック)は、10.8型(1366×800ドット)のTFT液晶を搭載し、本体サイズは約177×286×14.7mm、重量は約765g。バッテリー駆動時間は約10.5時間。

 モバイルモデルの「EB-W51GJ-R」(レッド)および「EB-W51GJ-S」(シルバー)は、5.5型(1024×600ドット)のTFT液晶を搭載。本体サイズは約92×167×12.9mm、重量は約220g。バッテリー駆動時間は約7時間。

 コンテンツ配信では、新聞や雑誌コンテンツの最新版をあらかじめ設定された時間に自動でダウンロードする「定期配信サービス」機能を搭載。縦書き表示やルビなどの表現に対応した電子書籍フォーマットXMDFに対応する。

 電子ブックストアサービスの「TSUTAYA GALAPAGOS」は、シャープとカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が共同で運営。12月10日のスタート時点では、日本経済新聞電子版などの新聞や、週刊ダイヤモンド Digitalなどの雑誌、ビジネス書・小説などの書籍を約2万冊揃える。また、2011年春を目処に、映像や音楽、ゲームなどの配信サービスも予定する。

5.5型のモバイルモデル「EB-W51GJ-R」10.8型のホームモデル「EB-WX1GJ-B」

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(三柳 英樹)

2010/11/29 12:34