「CEATEC JAPAN 2010」開幕、スマートフォンやタブレット端末が多数

「GALAXY S」のタッチ＆トライコーナー

　アジア最大級のIT・エレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN 2010」が5日、幕張メッセで開幕した。開催期間は10月9日まで。入場料は一般が1000円、学生が500円だが、ウェブからの事前登録で無料になる。

　展示会場ではスマートフォンやタブレット端末、電子書籍端末が多数展示されているほか、昨年に引き続きソニーやパナソニック、東芝などの大手メーカーが「3Dテレビ」を前面に打ち出した展示を行っている。

　NTTドコモは、5日に発表したサムスン製のスマートフォン「GALAXY S」およびタブレット端末「GALAXY Tab」を展示し、大きな注目を集めていた。両製品はともにAndroid 2.2を採用し、GALAXY Sは10月下旬、GALAXY Tabは11月下旬に発売予定。


「GALAXY S」のアプリ一覧画面	「GALAXY S」でINTERNET Watchのトップページを表示


「GALAXY Tab」のアプリ一覧画面	「GALAXY Tab」のアプリ一覧画面を横にしたところ


「GALAXY Tab」のキーボード入力画面	「GALAXY Tab」のキーボード入力画面を横にしたところ


「GALAXY Tab」でGoogleマップを表示	「GALAXY Tab」の背面

KDDIのブース

　KDDIは、4日に発表したシャープ製のスマートフォン「IS03」を展示しており、タッチ＆トライコーナーには順番待ちの行列ができていた。IS03はAndroid 2.1に対応し、スマートフォンとしては初めて「おサイフケータイ」をサポートした。11月下旬以降に発売予定。


「IS03」のアプリ一覧画面	「IS03」でINTERNET Watchを表示


おサイフケータイやワンセグのアプリも利用可能	おサイフケータイのアプリを立ち上げたところ


Edyのアプリ（サンプル）	ワンセグも視聴可能

「IS03」の背面

シャープのブースでは「GALAPAGOS」のタッチ＆トライコーナーが用意されている

　シャープは、電子書籍端末・サービスを提供する「GALAPAGOS」のタッチ＆トライコーナーを設け、5.5型モバイルモデルと10.8型ホームモデルの端末を展示。同社が運営する電子書籍ストアで配信予定のコンテンツが閲覧できる。


5.5型モバイルモデル


10.8型ホームモデル


10.8型ホームモデルを横にしたところ。見開きで電子書籍を閲覧できる	10.8型ホームモデルで小説の電子書籍を表示

5.5型モバイルモデルの背面

　昨年の目玉だった3Dテレビは、今年も来場者の関心を集めている。特に、東芝が4日に発表した裸眼3D視聴対応の「グラスレス3Dレグザ」を体験できるコーナーには90分待ちの行列ができていた。ソニーやパナソニックなども3Dをアピールしている。


ソニーのブース。3Dのデモには多くの人が集まっていた	東芝の「グラスレス3Dレグザ」を体験できるコーナーは90分待ちの人気